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今回は、コンパクトに収納できるローチェアーを自作しようと思います。それも、ヴィンテージ調のやつ。色々と、アウトドアで使う物を作っていますが、「そういえば椅子とかつくってないなぁ」とか思ってしまいまして、とりあえず作ってみようとチャレンジしました。
○樫 40㎜×40㎜長さ600㎜（300円）×4本
○檜 40㎜×30㎜長さ600㎜（160円）×2本
○檜 50㎜×10㎜長さ600㎜（150円）×3本
○油性ニス（こげ茶）560円
合計2,530円
釘は自宅にあったものを使用。
今回作るのは、あくまでもコンパクトかつローチェアーということですから。縦60㎝横30㎝の物を作ります。座面は横幅30㎝になるようにスケールで線を引きます。元が60㎝なのでちょうど半分の長さにノコギリで丁寧にカットします。
カットした木材を釘で止めていきます。強度アップのため一点止めではなく釘を二点で止めていきますが、最初は様子見の一点仮止めで組み立てていきます。一番負担がかかる背もたれと座面の支柱は、強度の強い樫の木で作っていきます。
背もたれと座面の板が均等になるよう慎重に打ち込みますが、板と板の隙間が広すぎても不格好な椅子になってしまいますので、ここが今回最大のこだわりポイントですね。いい感じの形が決まったので、ヤスリで角や断面の面取りをして強度アップの釘打ちをしていきます。沢山釘を打てばいいというものではないのでご注意。木材が割れやすくなります。
組み立て時
収納時
このヴィンテージ・ローチェアーの製作時間は1時間30分程度でした。ニス塗りの写真を撮り忘れたというのが心残りですが、形や機能性は大満足しています。市販の物も良いですが、やはり自分で作ったものは愛着が湧いて良いですよね。まさに〈BUDDY〉と言えましょう。皆さんも、ひとつ作ってみてはいかがでしょうか。さてさて、このローチェアーに座ってゆったりと焚火でもしましょうか。